STEM DESIGN WEB MAG Vol2. 荷物を背負わない自由を、サイクルトートバッグで。

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STEM DESIGN WEB MAG.(EDITORS' SELECTED) 普通の洋服に見えるけれど、自転車にも乗ることができる。 自転車に乗ることができる洋服だけど、普通の洋服として着ることができる。 そんなSTEM DESIGNのアイテムをピックアップし、それにまつわるストーリーを。
Made in Japanの質感が足元をやさしく包み込む Vol.6 Knicker Hose

 通勤などの街での移動のために、良い自転車に乗っても、良い服を着ても、持つバッグはアウトドアやスポーツテイストのバックパックや、斜め掛けバッグの選択肢になってしまうのはとってももったいない。できればバッグも洋服などに合わせてカジュアルや落ち着いたデザインのものにしたいのだ。さらに欲を言うと、洋服にシワを付けたくないし、荷物の背負い疲れも避けたいので、欧米のコミューターバイクシーンで見かけるパニアバッグのように、自転車に装着できるバッグを選びたいところだ。そこでSTEM DESIGNは洋服を作るときのコンセプト同様「普段着だけど、サイクルウェア」さながら、「普段のバッグだけど、サイクルバッグ」といった感じで、帆布とナイロンを組み合わせたシンプルな外観の小径自転車用のトートバッグをデザインした。

 このバッグが対応するのは折りたたみ自転車などの小径ホイールの自転車で、アタッチメントのマルチフロントキャリアアダプター「B-Prop & Adjust Frame(税別:¥13,000)」を組み合わせることで、バッグ自体を自転車のフロント部に装着することが可能だ。さらにこのアタッチメントのおかげで、バッグの取り外しがワンタッチでできるため、自転車を降りたら、さっとバッグを自転車から外して、長めの取っ手を肩に掛けたり、付属のショルダーストラップをたすき掛けにして、通常のトートバッグとして使用できる。B4などの大きめの本も余裕で入ってしまい容量も充分で、普段での使い勝手も良好だ。装着に必要なアタッチメントは、自転車との相性などがあるので「B-Prop & Adjust Frame」を取り扱うバイクショップ(グリーンサイクルステーション、サイクルハウスしぶや二子玉川)に相談する必要がある。バッグ自体は、バイクショップの「LOROスロースポット」、アパレルショップの「コネクテッド」でも取り扱う。

 小径自転車で通勤、通学、お散歩など、日々の移動を自転車で移動する人は、一度、自転車に装着できる「サイクルトートバッグ」を試して欲しい。荷物を背負うことから開放された自由とスタイルを選ばない使いまわしの良さが、これまでのサイクルライフに新たな彩りを加えることができるはずだ。最後になってしまったが、単体で見ると自転車用バッグとしてまるで見えない、お洒落でスマートなこのトートバッグだが、自転車に取り付けても自然と馴染むルックスだと感じているのだが、いかがだろう?

■COLOR: BLACK(表)×BLUE(裏)、BLACK(表)×RED(裏)
■SIZE: 36cm(H)×54cm(W)×14cm(D)
■MATELIAL: Cotton 100%(表)/Nylon 100%(底)/Cotton 100%(裏地)
■PRICE: ¥23,000+tax
■OTHER: ショルダーストラップ付属