ぺダリングパンツの開発

ようこそSTEM DESIGNのブログへおこし頂きましてありがとうございました。

 

今回は少しネタ不足につき・・・・

 

この秋に発売したぺダリングパンツの開発の裏話をさせてもらいます

 

ご存知の方もいると思いますがSTEM DESIGNというブランドの基はアパレルのパターン作成会社からスタートしています。

そんな会社なのでパターン(型紙)から見た洋服作りが得意な会社です

私がアパレル業界には行った時はパソコン等無く、ワープロの?一太郎なる機械が世間をにぎわせていた時代なのでパターンは当然ハンドで定規、カーブルーラー、にペンと消しゴムで紙に起こしておりました。 今はcadを使ってパターンを作成します、 ハンドでパターン作成していた期間 10年 cadによるパターン作成 20年 いつの間にかcadを使う期間の方が上回ってしまいました

 

 

そんな経験を活かして自転車に乗りやすいコンセプトのパンツを作る事に至ります

これまでもSTEM DESIGNではニッカーボッカーズパンツやカーゴパンツなどカジュアルシーンにもマッチする製品を発売していますが、自分的にはもっと革命的な履き心地の自転車乗りの為のパンツを作ってみたいと常日頃思っています事。

 

↑ ↑ 市場がそれを求めているかはわかりませんが(汗)

 

そんな動機から新型の開発に取り掛かってみるべく、まずはパターン(型紙)から見直してみようと思いました。

 

それは生地の性能(主にストレッチ性能)ばかりに頼らない、パターンの形も活かした運動性のUPを目指す。

通常のパンツは直立姿勢でいかにきれいに無駄なシワも出ず、シルエットを追求できるかが大前提にあるので下の画像上のように股から下のラインが直線的になってきます。

 

自転車に乗る時は膝を曲げ伸ばしして常に脚を動かすので、基本姿勢が無いのです。

ただ、膝を上げて脚を回している時の姿勢の時にストレスが無いほうが「ぺダリングしやすいパンツ」という事につながると思います。

その考え方から下の画像のように前身頃と後身頃が大掛かりなマニプレーションによって変則的な形をした特異なパターン図面になりました。

左がぺダリングパンツ 右が一般的なパンツのパターンの形です。

 

この型紙は膝を曲げた時と伸ばした時の中間姿勢で一番ストレスのない型をコンセプトとしました。

 

話は長くなるので続きは次回に・・・

つづく

 

 

 

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