雨の林道をつないで紫陽花を見にいくツーリング

ようこそ、STEMDESIGNのBLOGへお越しいただきましてありがとうございました。
久々の投稿で申し訳ございません、
Mt.富士ヒルクライムの出店ではたくさんのご来店をいただきまして本当にありがとうございました。
(今更のお礼で申し訳ございません・・・汗)
今年は翌日のヒルクライムも登ってきました。
前週の風張林道2往復練習の甲斐もなく結果は93分台(涙)
今年は体重も落として85分は切れるんじゃないかと勝手に思ってましたが、月間600km程度の走りでは輪界はそんなに甘くないです。
寄る歳もあるのかと、自分に甘く反省しています(笑)
さて、今回の投稿は雨の林道ツーリングです。
基本、雨の時はバイクに乗らない主義ですが今回は初めから雨を想定してのツーリングなのでそのために準備をしていく模様を記るしてみましたので是非、ご覧ください(facebookからの転載です)
ステムデザインのオフライン投稿番外編
雨模様の中、林道を繋いで紫陽花を愛でるツーリングに参加してきました(おっさん5人)
天気予報では週末は雨模様とのことでしたが「紫陽花を観るなら雨でしょ?」と、脳内に自然発生するお告げに自然と体が反応しまして参加を決意(いつもなら雨降りの中はバイクに乗らない主義ですが)
そのため、雨対策を自分なりに用意してみました。
バイクはジテ通用MTBをチョイス
濡れた林道はタイヤ太目の方がいいのかと思ったのと、また万一落車したり転んだり、はたまた輪行の事なども考えるとデリケートなカーボンロードバイクだと余計な気を使うのでMTBで決定
タイミングよく?MTBのタイヤ(チューブ)がパンクした事もあり、馴染みのバイク店でパナレーサー/ロードランナーを新調し、時間もなかったので整備と洗車もオーダーしました。素早い対応してくれたスタッフh氏に感謝
仕上がったバイクは’97製キャノンデールCAD1のフレームとマッチしてグラベル系?のそれっぽいバイクになってきたのでモチベーションが上がります
そしてこれもタイミングよくw
別の理由で輪行袋を新調しておりましたが、ソレが29inchiホイールまで対応する大きさの袋だったのでMTBが楽に収納出来るようになった事も更にモチベーションをあげてくれました。

今回はJRに乗らなかったのでモンベルさんの輪行袋はセーフでした

雨の中を走るので輪行前にお風呂の用意も…幸い気温はそれほど下がらない予報でしたので最小限の着替えを防水パック(オルトリーブWATER PROOF DRY BAG )に詰め込みバックパックでのライドに。
(今回はサドルバックは雨水や泥などの跳ね上げによる汚れを考慮してバックパックを背負う事にしました)
あとは収納するには嵩張るレインジャケトをどうするか。
コンビニのカッパを買って…ということも考えましたがおそらく一日中必要になるのだろうと考えてレインJKを用意します
しつこいようですが、これもまたタイミング良く、パターンナーとしての仕事先でツーリングの前々日に打ち合わせがあった際に、私の手がけたTARAS BOULBA(タラスブルバ) 3レイヤーストレッチシェルジャケットを手に入れることができたのも、さらにさらにモチベーションアップに繋がりました(とくにカラーがお気に入り!コレはもう神のお告げ?)
タラスブルバのこの防水シェルJKはコスパ良すぎます。この業界の長いわたしから言わせると品質と価格が合っていません(良すぎるってこと)
また、フードの大きさが登山用ヘルメットを被った上から着用出来る大きさに設計されているためサイクル用ヘルメットにもちょうど良く対応できて、上半身は雨で濡れる事はありませんでした(パーフェクト)
そんな雨中ライドを敢行する条件が整いすぎて当日は朝から降水量1mmとちょうどいい環境でスタートしました。
市街地から林道までの20数キロを経ていよいよ林道へ入っていきます。
そういえば走り始めの時の会話で「林道は屋根があるから濡れないよ」とグラベル、トレランの経験豊富な仲間が言っておりましたが林道はホントに雨に降られてる感覚が減りますね!
それでも濡れた路面の登り坂ではたまに後輪が空転します
荒れた路面状況を慎重に進みますが雨天はパンクの神が舞い降りやすい…
仲間に降り立ちました(幸い大事に至らずリスタート)

近隣民家の軒下をお借りさせていただき、パンク修理

深い林道と林道を繋ぎ合わせたこのコース、雨でモヤがかったり、人気もなく静かでやや神秘的なコース状況に快適な気分で走れました
しかし紫陽花の山の入口までもう少しの所で私のMTBのブレーキシューから激しいスレ音が聞こえ始めます
下りで減速する度に大きな擦れ音とたまに金属音が…そういえば整備した時に「ブレーキシューが劣化して少ないのでジテ通くらいならもう少し保ちますがもう交換時期ですね」と言っていた事を思い出す。
前日の寝る前にブレーキシューが頭に引っ掛かったけどこの一回のライドなら大丈夫だと判断したのが甘かったようです
二回目の休憩ポイントまで騙し騙しで辿り着き、偶然あった洗い場(奇跡)に直行してシューの周りに付いた泥などを落としてみるとブレーキシューが綺麗に消滅しておりました。

ブレーキシューは1mmも無し・・・

コレではどう考えてもこの後の登りから最後は海側まで下っていく斜度の険しい道を走る事は無謀の一言です。
すかさずDNF(ダズノットフィニッシユ)を宣言しました。
ここから(たまたまローカル線の駅)1人輪行で帰宅することにしました
MTBのタイヤも履き替えて整備もしかり、輪行袋とレインウエアの新調などなど、装備も万全にしていただけに残念ですしここまで一緒に走ってもらった仲間にも申し訳ない…けどこのまま走ったらとんでもない迷惑をかける可能性が大きいため、あえなくDNFしました。
帰りのローカル列車に1人揺られて帰るのですがなぜか残念な気持ちよりも達成感のような感じが心に広がります
おそらく雨の中のツーリングを半ば成功させた…神秘的な林道に魅せられてしまったのかもしれません。
なんだかヤバい沼(Newバイクが一台増えそうな)に引き込まれないように注意しないといけないなぁ…と、思う”紫陽花を愛でるツーリング”でした。
追記
仲間は無事、紫陽花を愛でられたようで予定のグルメも満喫して帰ったのでした。
私の紫陽花は来年にリベンジ

御同行させていただきました仲間(一人写っておりませんが・・・)

今回はDNFした駅に咲く紫陽花でがまん

失意?の輪行 列車がタイミングよく?トロッコ列車で家族連れ多し・・・ 感慨にふけるシチュエーション「0」(笑)

梅雨のサイクルライフの楽しみ方をまた一つ、見つけました
では。

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